中国のインターネット企業が仕掛ける東南アジアのネット経済への投資

東南アジアにおける日系企業のプレゼンスは下がっているというか。各東南アジア企業もVC以外の日系企業と話をしても意味がないと思われているかもしれません。

Googleとシンガポール国営投資会社テマセク・ホールディングスによるリサーチ

東南アジアのインターネット経済の規模が2025年に2000億ドル(約20兆円)を超えると予測している。

e-conomy SEA by Google and Temasek

本当にこの規模感になるのか?っていう疑問も残るところは本音。

牽引役はeコマース。リアルの小売業の5倍の速度で拡大しており、2025年に880億ドル(8兆8000億円)規模に達する。このうち、人口2.5億のインドネシアは52%にあたる、460億ドル(4兆6000億円)を占めることになる。

e-conomy SEA by Google and Temasek

シンガポール、タイ、マレーシア以外の東南アジア諸国でのインターネット接続の拡大は著しく、今後10年、東南アジアはインドと並んで、世界最速のインターネット利用者拡大が予測されている。

引用:東南アジアのネット経済は2025年に20兆円市場へ:Googleとテマセクの共同リサーチ

過去記事はこちら:改めて主要な東南アジアの人口数を確認。騒がれてるインドの人口数と比べてみた

これだけ東南アジアは急成長しているのです。

東南アジアの最大級のコマースサイトLazada

東南アジア主要6か国のインドネシア、マレーシア、シンガポール、タイ、ベトナム、フィリピンで展開をしているLazada(ラザダ)を去年2016年4月に中国のAlibaba(アリババ)が、10億ドル(約1,080億円)で買収しました。

東南アジア主要6か国で展開をしているのもLazada(ラザダ)くらいなので、プレゼンスとしては現時点で東南アジア最強でしょう。

SimilarWebのTop Websitesランキングで調べても全ての東南アジア主要6か国で上位に存在しています。

・シンガポール30位
・インドネシア:12位
・マレーシア:8位
・タイ:7位
・ベトナム13位
・フィリピン:7位

April 01, 2017 現在

各東南アジア国で知名度あり売上も伸びてはいますが、去年で1億5,250万ドル(約165億円)の損失があり、売上の増加と共に赤字も膨らむという事実もあります。

タイの大手ポータルサイトSanook

取引の金銭的条件は公になってないみたいですが、去年2016年12月に中国のインターネット企業Tencent(テンセント)がタイの大手ポータルサイトSanookを買収しました。今後Sanookの社名もTencent Thailandへと変更されるようです。

SimilarWebのTop Websitesランキングでもタイで8位です。グローバルサービスやサイトのGoogle、Facebook、Twitterを抜かし、タイのローカルサイトのみだとタイの掲示板サイトPantipに続く2位となります。

April 01, 2017 現在

過去にも日系企業なども業務提携などを行っていた為、当ブログでも以前にSanookを調べた記事は記事もあります。

過去記事はこちら:最近、何かと騒がしいタイの大手ポータルサイトsanook.comに関して調べてみました

タイのコンテンツプラットフォームOokbeeと新会社を設立

タイの大手コンテンツプラットフォームOokbeeと去年2017年1月に中国のインターネット企業Tencent(テンセント)と新会社Ookbee Uを設立。

2015年より日系企業のトランスコスモスと合弁で行ってきたECサイトOokbee Mallは今年2017年の3月で事業を終了し、Tencentと組みデジタルコンテンツに集中するようです。

マレーシアにe-hubの設立

出典:https://news.cgtn.com/news/3d55444f7a457a4d/share_p.html

マレーシアを東南アジアの流通ハブとし去年2017年3月にマレーシアのデジタル経済促進局「MDEC」と連携をし、アリババが世界電子貿易プラットフォーム「eWTP」(Electronic World Trade Platform)として初となる「e-hub」を設立すると発表。

ジャック・マー氏はインドネシアのe-commerceアドバイザーに続いて、マレーシア政府のデジタル・エコノミーアドバイザーにも就任している。

そして5月には中国とマレーシアは越境ECにも共に推進していくと発表をし覚書の締結も終わったみたいです。中国のスピード感が感じられます。

参照記事:Alibaba(阿里巴巴)、中国とマレーシアの越境Eコマースを推進

インドネシアの配車サービス大手Go-Jek

インドネシアで展開をしているバイクタクシー配車アプリです。今年の2017年5月に国のインターネット企業Tencent(テンセント)から投資に参加すると報道されています。今回の資金調達金額は10億ドル(約1100億円)のうちTencent(テンセント)1億~1億5000万ドル、中国EC2位の京東集団から1億ドルと伝えられています。

参照記事:

インドネシアのオードバイ版配車アプリ「Go-Jek」、Tencent(騰訊)らから12億米ドルを調達――バリュエーションは30億米ドルに【報道】

インドネシア配車大手ゴジェック、テンセントなどから出資

インドネシア最大級マーケットプレイスTokopedia

以前、TokopediaはソフトバンクとSequoia Capitalからインドネシア史上最大の約1億ドル(約112億円)の資金調達をしました。今回の中国のAlibaba(アリババ)のリードの資金調達は前回を大幅に上回る約11億ドル(約1,227億円)。

Traveloka

参照:中国のインターネット企業

アリババ – Wikipeida

阿里巴巴集団(アリババジタン、日本語: アリババ・グループ・ホールディング、英語: Alibaba Group Holding Limited)は、中華人民共和国の情報技術 (IT)などを行う会社であり、持ち株会社。本社は浙江省杭州市。

企業間電子商取引 (B2B)のオンライン・マーケット (www.alibaba.com, china.alibaba.com, www.alibaba.co.jp)を運営しており、240余りの国家・地域にて5340万以上の会員を保有する会社。

1999年の創立以来、5つの子会社を保有している。

日本ではアリババグループ又はアリババとして報道されることが多い。

引用:wikipedia

テンセント – Wikipeida

テンセントは、中華人民共和国広東省深圳に本拠を置く持ち株会社で、インターネット関連の子会社を通してソーシャル・ネットワーキング・サービス、インスタントメッセンジャー、Webホスティングサービスなどを提供している。テンセントの100%子会社である、テンセントジャパンは東京都港区にある。

売上高では世界最大のゲーム会社であり、アプリの収益は世界一を誇り[2]、アクティビジョン・ブリザードなど他のゲーム企業の大株主でもある。

世界最大のPCゲーム「League of Legends」を運営する米ライアットゲームズ社、及びUnreal Engineで知られる米Epic Games社、世界1位のモバイルゲーム[4]「クラッシュ・オブ・クラン」を運営するスーパーセルの親会社でもあり、また、韓国最大のモバイルチャットアプリ「カカオトーク」を提供する韓国カカオ社、および韓国第3位のゲーム企業であるCJゲームス(CJグループ)の大株主でもある。

日本のアニメの著作権購入や日中合作アニメ製作などアニメ市場にも進出している。

1998年に創業して、2004年に香港証券取引所に上場されて、2008年に香港ハンセン株価指数の構成銘柄になっている。

引用:wikipedia

京東商城 – Wikipeida

京東商城 (けいとうしょうじょう、ピン音:Jīngdōng shāngchéng、あるいはJD.com)は、中国で360buyを経営していた劉強東(中国語版)が設立したWebサービス会社。中国北京市朝陽区に本社を置き、同社のECサイトである「JD.com」では、家電・PC・家具・衣類・食品・書籍などの商品をネット販売している。2014年にNASDAQに上場され、2015年現在中国国内の通販サイトのシェア56.3%を占めている。

京東商城の現CEOである劉強東が2004年に「京東多媒体網」を創設し、PC機器のネット販売を開始、2006年には携帯電話や他の家電の販売も開始した。その後取り扱う商品の種類を増やし、2010年には書籍も取り扱うようになった。また、ロシア・インド・ブラジルへの市場進出もした。

引用:wikipedia

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Takashi Matsuura
インドネシア在住。インドネシアでアフィリエイトのサービスの立ち上げしてます。メディア複数運営中。東南アジアのデジタル周り専門にブログ書いたりしてます。