軽々しく「スタートアップ」っていうと後で恥ずかしくなっちゃうかもって話

 

日本ではad:techなどのイベントが盛り上がりますが、東南アジアではあまりad:techはシンガポールでしか盛り上がっておらずインドネシアなどでは知名度が低いイベントなんです。

2年前にインドネシアでad:techに出展しましたが、スピーカーが話しをする場所は閑散としてちょっと寂しい感じだったのを今でも覚えてます。

東南アジアは非常にスタートアップがとても盛んなため、ad:techのイベントよりもスタートアップ系のイベントが大変盛り上がります。

シンガポールやインドネシアなど東南アジアの各国でスタートアップのイベントも数多く行われており、STARTUP ASIAやECHELONなどのスタートアップイベントで盛り上がります。

STARTUP ASIAは最近、日本でもイベントを行っているので知ってる方も多いかもしれませんね。

STARTUP ASIAとECHELONのイベントはこちらから

STARTUP ASIA イベント情報

ECHELON イベント情報

 

昨年末にタイで行われたタイのECHELONのイベント取材記事

東南アジアで奮闘する日本人起業家たち–タイのスタートアップイベント「Echelon」を現地取材(外部リンク)

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スタートアップってなんだかすごく聞いた感じかっこいいですよね。数年前に流行ったベンチャー起業なんかより、もっと今風な感じですよね。

スタートアップが盛んなインドネシアなので、よくお会いする方からも

シンガポールで◯◯のスタートアップしてます。

っとかって言われます。

僕もすごく言いたいです。

スタートアップしてるよ。」って

スタートアップ。。。

もう、なんだかスタートアップしてないと服装とかセンスがダサいかのような感覚に陥ります。

だいたい、スタートアップって何?って話しなんです。

何がスタートアップなのか?それスタートアップか?って疑問がいつも残ります。

ベンチャー起業の言葉が流行った時もそうですが、ベンチャー起業って何?みたいな感覚です。

スタートアップの定義を洗い出す

リーン・スタートアップでも有名なエリック・リース氏は「スタートアップは、極端に確実性が低い状態で、新たな製品やサービスを提供するために作られた団体である。」と言ってます。

簡単に言うとちょー難しいサービスで誰もやってない新しいサービスってことですね。

東南アジアで展開をしているスタートアップのほとんどはちょー難しいと新しいサービスまでは当てはまるような気がします。

でも、新しいかって言われると世界的に見ると新しいものの方が少ないような気がしてます。

展開をしている国ではサービスが存在していない部分を考慮すると新しいサービスって定義もありなような感じですね。

ちょっとTwitterを使って聞いてみました。

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インドネシアのマーケットプレイス型のEコマースサイトtokopedia

4つか集まらなかったことには触れないでください(笑)

世界的には新しいビジネスモデルではないですが、どうやらインドネシアで有名なマーケットプレイス型Eコマースサイトのtokopediaはスタートアップ企業として捉えられているみたいですね。

4票なんでなんとも言えませんが。。。

でも、中国からインドネシアで展開をしているAliexpress(AlibabaのEコマースサイト)はスタートアップとは言われません。

単純に展開している地域で新しいサービスちょー難しいだけではスタートアップと定義できないっぽいです。

スタートアップ企業とは収益モデルに違いがある

スタートアップを一言で表現すると、“新しいビジネスモデルを開発し、ごく短時間のうちに急激な成長とエクジットを狙う事で一獲千金を狙う人々の一時的な集合体”である。これは、市場においてある程度受け入れられると確信が得られたビジネスモデルを適用して事業展開を行う事で、日々の安定した収益と長期成長を目指すスモールビジネス的ベンチャー企業と比べても大きな違いがある。

(引用:freshtrax

収益モデルまで定義に入れるとかなりしっくりきましたね。

もう少しいってみましょう。

上記の通り、ビジネスモデルが確定していないスタートアップはもちろん日々の収益の目処がたたない。多くの場合はしばらくのあいだ日銭が稼げないため、立ち上げ時に外部の投資家から当座の資金を調達し、ビジネスモデルを模索する。その後方向性が定まった時点で2度目、3度目の資金調達を繰り返し、最終的なエクジットを目指す。

スタートアップは最終的にIPOやバイアウト等を通じ大きなリターンを収益モデルとして狙うため、それまで売り上げがゼロであるケースも少なく無い。投資する側から見ても、最も重要なのはエクジットプランとその規模であるため、それまでの売り上げに対してはあまり気にしない場合が多い。

この辺も日本のベンチャーは日銭が稼げないとなかなか続けさせてもらえないので、スタートアップ型のビジネスを続けて行くのが困難な要因である。エクジットの規模が比較的小さな日本市場ではベンチャー企業といえどもスタートアップ的展開が難しくなる。一方でアメリカの場合はGoogleやFacebookに代表されるような大きなリターンを達成したスタートアップが多く存在するので、エクジット時の一攫千金を狙った投資及びビジネス展開が可能になっている。

(引用:freshtrax

ふぅーすっきりです。特にここの文章。

日本のベンチャーは日銭が稼げないとなかなか続けさせてもらえないので、スタートアップ型のビジネスを続けて行くのが困難な要因である。

これは日本企業に限った話しでもないですが、日本から東南アジアで2、3年間ビジネスを展開して思ったより稼げなかったから日本に徹底なんて話は多いです。

AlibabaAmazonがインドネシアに来てビジネスを始めてもスタートアップにはならないけど、tokopediaはスタートアップとして認識されることを考えると日本からの子会社として展開した場合、それはスタートアップではなく事業拡大だということ。

大阪支店を出して売り上げが思うように作れなかったので徹底と一緒の感覚ですね。

そう東南アジアにないサービスで新しいことをしているからってスタートアップって言っていた日本に本社がある方は少し恥ずかしくなったんじゃないでしょうか。

安定的な給料をもらいながら他国でするビジネスと自分で給料を決めてその先のリターンを最大限に考えるスタートアップ企業では全然違いますね。

どちらが良いという話しではなく、スタートアップとはそんなに簡単なものではないし簡単口にしない方がいいという話しでした。

 

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