インドネシア

インドネシアにソーシャルメディア系企業が続々と進出

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インターネット関連企業の方であればご存知の方も多いかもしれませんが、インドネシアは前回でも4番目にFacebooに会員数が多いことで有名です。

Facebook以外でもモバイル系のアプリランキングでは日本とは異なり、チャット系のアプリが常に上位に存在をしています。

インドネシアで米交流サイト(SNS)大手フェイスブックを月に1度でも利用した人の数(月間アクティブユーザー数、MAU)が約6900万人に上った。同社のインドネシア支社のトップが明らかにした。

(2014年6月28日現在)

Facebook

インドネシアは今まで、利用者数が多い5つの国で唯一オフィリスがない国として注目を浴びており、今まではインドネシアのオフィスを否定してましたが、昨年2014年にようやくインドネシアにもオフィスを開設しました。

Facebookアジア太平洋地区のバイス・プレジデントであるDan Neary氏は、「インドネシアにオフィスを構えることで、インドネシアやその周辺地域の複数の大規模なPR会社や広告代理店、中小様々のエンタープライズとの提携事業について加速が見込まれる」と述べた。また彼は、Facebookはインドネシアに6500万人のユーザーを抱えており、それは同国のインターネットユーザーの9割に達するが、未だにインドネシアの人口2億5000万人のうち、75%近くの人々とは繋がれていないとした上で、「官民とも協力しながら、今回のチャンスをつかみに行く」と語っている。FacebookやGoogleは途上国などで地元の通信事業会社と提携を結び、安価または無償でインターネット接続などのサービスの提供を行っているので、この発言はそういった事業の拡大を意識したものともみられる。その意味で、今回のオフィスの開設は同地域のウェブ環境にとってポジティブな要素であるという見方が強い。

BBMなどインドネシアで圧倒的なポジショニングのあるチャットアプリが、他iOSなどで一気にアンドロイドの普及は上がったが、他のソーシャルメディアTwitterやPathなどの方がアクティブ率を考慮すると高い感じもするし国全体を見るとまだまだ貧しい方が多いなかでのシェアを奪われないための先行投資なのだろう。

特にインドネシアのネット広告代理店も販売が出来るメディアチャネルがなく、メディアバイイングが出来る数の少なさからFacebook広告を提案のなかに含めないといけない現状もある。

Twitter

It’s official: Twitter has arrived in Jakarta and opened an office space in the 15th floor of the One Pacific Place office building, SCBD, Jakarta. In November 2014 at our Tech in Asia Jakarta 2014 conference, Rick Mulia, head of business development for Twitter in Indonesia,announced that Twitter would open a local office by early 2015. It seems today he’s made good on that promise.

Twitterインドネシアの投稿

インドネシアのTwitterで正式にインドネシアにオフィスをオープンしたことを発表しました。 リアルなイベントが盛んなインドネシアではイベント内でハッシュタグを活用したプロモーションも活発に行われています。 ともにジャカルタのパシフィックプレイスという場所があるだけにソーシャルメディア対決といった火花が散りますね。 グローバルなソーシャル2大メディアがインドネシアで展開をすることによって、インターネット広告の身長率やクロスマーケティングみたいなものに拍車がでればいいなと思います。

まだまだ、確率していないマーケットなだけにインドネシアで人気のあるPathやInstagramや他のデジタルメディアの今後の展開の気になりますね。

正直、もうそろそろインドネシアでのソーシャル大国は比重は低くなると予想しています。

また、そちらに関してはブログで書きたいと思います。

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TAKASHIMATSUURA
インドネシア在住。東南アジアで金融サービスへのアクセスを向上させるマッチングプラットフォームを運営しています。