日本ではあまり聞きなれないBlackBerry Messengerですが、インドネシアでは携帯端末のBlackBerryの普及率が高かったこともあり人気なモバイルメッセンジャーアプリとなっています。
BlackBerryは端末としてはめちゃくちゃカッコいいので僕も一時期、インドネシアに来てからはBlackBerryを使ってました。なんかシルエットというか男心を掴むデザインですよね。
もちろんBBMは今でも使ってます。
過去記事
他のOSで公開されたことによってモバイル端末としてのBlackBerryのシェアはほとんど無くなったのですが、BBMのアプリとしてはインドネシアはまだ圧倒的に人気があるんです。
Google Playの無料トップランキング
BBMが他のOSでリリースされてから既に2年以上も経ちますが、未だにGoogle Playではランキング1位です。
どれだけ人気なのかすぐにわかりますね。
そんなインドネシアで人気なBBMとアドウェイズから提携のリリースが出されました。
BBMとアドウェイズのプレスリリース内容
アドウェイズインドネシア、通信機器メーカーBlackBerry社と提携~メッセンジャーの広告販売へ(外部リンク)
アドウェイズのインドネシア子会社PT. Adways Indonesia(以下、アドウェイズインドネシア)は、カナダの通信機器メーカーBlackBerry Limited(以下、BlackBerry社)と戦略的パートナーシップを締結し、「BlackBerry Messenger」(以下、BBM)広告の販売を開始した。
引用:MarkeZine
やっぱりアドウェイズはモバイル強いですね。
個人的にちょっと気になったのが、インドネシアの代表がサイト上などの表記と異なってる事です。
小倉さんじゃないんだ。。。
インドネシアのモバイルメッセンジャーアプリのシェア状況
こちらはインドネシアのモバイル調査会社のJAKPATのデータになります。
インドネシアのメッセンジャーアプリの利用率
引用:JAKPAT
BBMの利用率が1番高く、80%を超えている状況。次に2位のWhatsappと3位のLINEが共に70%の利用率を超えてBBMを追いかけてますね。
BlackBerryの端末シェアが高い時にAndroid端末と唯一メッセージができたWhatsappも日本ではあまり聞かないですが、インドネシア含めて他の東南アジア国でもビジネスのやり取りの時に人気なメッセージアプリもシェア率は高いですね。
1年ほど前まではインドネシア内でメッセンジャーKAKAO TALK、WeChatやBeTalkなども含めて激選区状態でしたが、最近では全く広告も見なくなり、図にあるTelegramを除く4強となっている状況です。
年代別のインドネシアのメッセンジャーアプリの利用率
引用:JAKPAT
LINEは年代別によって若干利用率が異なり、特に若い層に支持されていますが、BBMは年代別に見てもどの年齢の層からも利用されていることがわかります。
インドネシアでのBlackBerryの端末シェアはかなり落ちてしまいましたが、BBMのアプリメッセンジャーとしてはシェア率を伸ばしている状況です。これだけの利用者がいれば広告でのマネタイズもモバイル広告に強いアドウェイズと提携することによって広告収益を伸ばすこともある程度見えてきたんではないでしょうか。
参考リンク
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