インドネシア

【2017年】インドネシアのGoogle検索ランキング発表

2017年、今年も残すところ1週間です。

ラストスパートですね。

さて、今年はインドネシアのインターネット広告もかなり知識がついてきて、インターネット広告担当者もGoogleの検索結果をかなり細かく見るようになってきました。

一昔前は検索結果なんてGoogleに広告出してから放置して、レポート寸前くらいに管理画面チェックだったことを考えると進歩してますね。

インターネット広告に欠かせないGoogle AdWordsですが、先日、Googleから2017年の検索ランキングが発表されました。

Google 検索ランキング

日本のメディアもかなり取り上げてましたね。やっぱりみんな気になるんですね。Google 検索結果のランキング。

こちらはGoogleオフィシャルブログ

Google Japan Blog: 2017年 Google 検索ランキング

こちらはロケットニュース24

【2017年】Google検索ランキングが発表される / 急上昇ワード第1位は「小林麻央」さん

こちらはGigazine

Googleが今年一年の世相を反映する「2017年Google検索ランキング」を発表、急上昇ワードや話題の人物・できごとは?

インドネシアはどうなってるのか?と思いちょっと調べてみました。

2017年 日本版Google 検索ランキング

こちらが日本の2017 年の急上昇ワードです。

9個のカテゴリーから検索トップキーワードが確認できます。

日本の急上昇キーワード カテゴリー

  • 急上昇
  • ◯◯とは
  • 「比較」されたトピック
  • 話題の人
  • 話題の人(男性)
  • 話題の人(女性)
  • 映画
  • Japan(世界が検索した Japan )
  • Tokyo(世界が検索した Tokyo )

2017 年日本の急上昇ワードを見る

2017年 インドネシア版Google 検索ランキング

比較されたキーワードでは 「aiスピーカー 比較」や「ビットコイン 比較」など、今年に注目されたAIやビットコインがランクインしています。

一方のインドネシアは?

こちらも日本と同じで、9個のカテゴリーから検索トップキーワードが確認できます。ただ、日本とインドネシアのGoogle検索ランキングでは若干カテゴリーが違うようです。日本は比較のコンテンツがたくさん存在しているので比較のキーワードでの検索になりますが、インドネシアにはありませんでした。

インドネシアの急上昇キーワード カテゴリー

  • Penelusuran Terpopuler(急上昇キーワードです)
  • Tokoh(社会)
  • Peristiwa Nasional(国内のニュース)
  • Peristiwa Internasional(国外のニュース)
  • Selebriti(有名人・話題の人って感じです)
  • Lagu(歌です。映画の代わりに歌が入ってますね)
  • Apa Itu…(何?みたいな感じです)
  • Cara Menjadi..(◯◯になるには?みたいな感じです)
  • Resep(レシピです)

2017 年インドネシアの急上昇ワードを見る

検索キーワードでなんか色々違って面白いです。

政治関連のキーワードが上位ランクインするのは、日本もインドネシアも共通する感じがあります。

個人的にApa Itu…(◯◯とはみたいな感じです)Cara Menjadi..(◯◯になるには?みたいな感じです)のカテゴリーが面白そうだったのでこちらをちょっと調べてみます。

Apa Itu…(◯◯とは)

  1. Rubella(風疹)
  2. Ransomware(話題のウイルス、ランサムウェア)
  3. Kanker Serviks(子宮癌)
  4. Kids Jaman Now(バカ的なスラングです)
  5. Fidget Spinner(ハンドスピナー)
  6. Eta Terangkanlah(ジョークや返答にめんどくさい時に使うスラングです)
  7. Tercyduk(知ってたじゃん的なスラング)
  8. Swag(バカ的なスラング)
  9. Patau Syndrome(パトウ症候群)
  10. Seblak(インドネシア料理)

やはり医療がまだ発展してないからなんですかね?病気名と新しいスラングのキーワードがランクインしてます。

ハンドスピナーは日本でもインドネシアで共にランクインしていてなんだかほっこりしました。

Cara Menjadi..(◯◯になるには?みたいな感じです)

  1. Selebgram(インスタグラマー)
  2. YouTuber(ユーチューバー)
  3. Blogger(ブロガー)
  4. Driver GO-JEK(インドネシアのバイクタクシーのドライバー)
  5. Pengusaha Sukses(成功起業家)
  6. Agen Bukalapak(Bukalapakの代理店、多分、出店者的なこと)
  7. Reseller Online Shop(オンラインショップ出店社)
  8. Driver Grab(Grabのドライバー)
  9. Penjual Lazada(Lazadaの出店者)
  10. Muser(Tik Tokでポストされてるようなパフォーマー)

日本でも将来なりたい職業の上位にランキングされているYouTuber(ユーチューバー)が、インドネシアでも上位にランクイン。

中高生が将来なりたい職業は?

GO-JEKのドライバーって・・・夢ないなって感じものをあるけど、全体的にインターネットを通じて成功したいって感じのキーワードがランクイン。

キーワードから見える日本とインドネシアの共通点が見えて面白い結果でした。

来年のキーワードはどんな共通点があるのか楽しみです。

ABOUT ME
TAKASHIMATSUURA
インドネシア在住。東南アジアで金融サービスへのアクセスを向上させるマッチングプラットフォームを運営しています。