裏さんの休日

インドネシアで初めて盗難にあった時について語る

インドネシアのジャカルタに約4年間住んでいるのに今まで一度も危ない事件などには巻き込まれたことがなかった。

だけど不幸は突然2017年5月10日に訪れた。

ちょうど、その日は知人とインドネシアのBCD Ciyで行われていたEコマースのイベントに参加していました。イベントも終盤の夕方5時くらいに会場を去り、せっかくなのでPantai Indah Kapuk(通称PIK)と呼ばれるレストランがたくさん並ぶ最近のトレンドの街で夕食をすることに。

Pantai Indah Kapuk(通称PIK)の写真を撮り忘れてしまったので、次回行った際に写真を忘れずに撮ってきます。

楽しい夕食を時間を過ごし、有意義な一日が過ごせたな。ってこの時までは幸せな気持ちでした。

気分良くPIKから高速に帰路につく。

高速も降りてもうちょっとで家に着くところでした、高速を降りて間も無くモナスの前あたりです。

ガタガタガタガタ。

何かと思って車を降りて見てみると、

タイヤがパンク。

車がパンクをしたことも4年間で初めての出来事。

とりあえず、付き添いのドライバーがスペアタイヤで交換するので車内で待っていると

ガチャ

んっ?

一瞬ドアが開いた。

その時はスマホでメールをしていたので、ドライバーが工具でも取ったのかな。と思って気にしなかった。

メールが終わり顔を上げると何か違和感を感じる。

そう、

鞄がない。

車を降りてドライバーに聞くとドアは開けてない。

完全にヤラレました。

車上荒らし。

いや、強盗の方が適切な言葉かもしれない。

インドネシアの警察に連絡

すぐに警察で連絡。

警察に電話するも警察が電話に出ない。

それから30分間ほど警察に電話をかけ続けようやく電話が繋がる。

それから、また30分間程度待ち続け、ようやく警察が到着。

ここまでで1時間程度。

警察に事情を話すとCCTV、いわゆる監視カメラがあるから、後で見てみようという話になった。

盗難届に関しては警察署に行く必要があるみたい、そのまま警察署に行って盗難届を出すことにした。

インドネシアの警察署

30分くらい車を走らせて、警察署についた。

みんな寝てる。

起きろー。

警察官が起きた。すげー眠そう。

事情を話すも全く人の話聞いてない感じ。

とりあえず、その警察官の名前を聞いた。

「後日、その対応全部レポートするから」

これを伝えた後、急にシャキっとし始めた。

最初からシャキっしてくれよ。

今度は事情を話終わってから、上のフロアへ行ってレポートをもらってくれとの事だったので上のフロアへ行くと、

また、みんな寝てる。

それから上のフロアと下のフロアを行き来しながら1時間後にようやくレポートを受け取る。

正直、疲れた。

CCTV(監視カメラ)

CCTV(監視カメラ)は見るために警察に聞くと後日、連絡をしてくれとの事だったので盗難にあった次の日に改めて連絡するとCCTV(監視カメラ)を確認する為に2日間かかるから待ってくれとの事だった。

3日後に改めてCCTV(監視カメラ)の件で連絡をすると、

「まだ、許可が取れてないから許可が取れ次第連絡する」

やっぱり。

想像した通りその日から1週間後に手紙が自宅に届く。

CCTV(監視カメラ)の確認を取るのに10日間。

考えると10日間経ってCCTV(監視カメラ)を確認したところで何が出来るのか?なんて考えてCCTV(監視カメラ)の確認の手紙は無視した。

雑談

後日、インドネシア人の友人にこの事を話すと

「お金渡した?」と聞かれた。

「渡してない。」と伝えると、

「だからだよ。」

どうやらちゃんと動いてもらう為にはお金を渡す必要があったらしい。

すごいよね。

こんな国で暮らしています。

それでは、また。

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TAKASHIMATSUURA
インドネシア在住。東南アジアで金融サービスへのアクセスを向上させるマッチングプラットフォームを運営しています。