インドネシア

インドネシアEコマース企業の広告費バブル

最近、日本からの調査で打ち合わせが増えていますが、よく聞かれるのがインターネットの広告費です。

クラインアントの知識量も増えているのは確かですし、広告メニューも増えてきているのは確かです。2年前はCPAも理解してもらえなかった状況でしたが、今ではほとんどのクライアントが理解をしてもらえます。

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先日、ニールセンからも発表されましたが、インドネシアの広告費は少し鈍化しているようですが、やっぱりスタートアップで騒がれるインドネシアだけあってEコマース分野は広告費が伸びているようです。

インドネシア広告市場、15年は伸び鈍化

■ニールセン(米調査会社) 10日発表のリポートによるとインドネシアの2015年の広告市場は前年比7%増の118兆ルピア(約9860億円)で伸び率は13年の21%、14年の8%から鈍化した。電子商取引企業の広告支出は急増した。

電子商取引(EC)企業の広告支出は44%増の3兆5100億ルピアだった。外資からの資本参加で地元のEC企業は広告予算を増やしている。14年にソフトバンクと米系ベンチャー・キャピタルのセコイア・キャピタルから1億ドルの出資を受けたネット通販大手、トコペディアの14年の広告額は17倍増となった。

最大の広告主は、中央政府や政治団体で、15年12月に初の統一地方選があったこともあり、7兆3700億ルピアと支出を7%増やした。

引用:日経新聞

スタートアップのEコマース勢の広告投下がやはり身長率としてはやっぱり凄いですね。日本円に直すと約306億円(2016年3月時点)になります。伸張率も44%の役倍近くの広告費の伸びですね。

倍率だけなので実際にどれだけ広告費を使ったのかは不明ですが、tokopediaの広告費が前年比の17倍は凄いですね。一時時期、インドネシアではオフラインでもオンラインでも至るところでtokopediaの広告がありました。もちろん、今でもまだまだtokopediaの広告は見かけます。

約306億円(2016年3月時点)のどれくらいを占めてるのか気になりますが、間違いないのはインターネット広告ではGoogleとFacebookは儲かってるんだろうな。っと思ってます。

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https://www.tokopedia.com/

楽天もこれだけの広告費を投下されたらお手上げですね。

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今年もEコマース参入企業が多く発表されているのでまだまだ、Eコマース分野のインターネット広告費は伸びそうです。

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TAKASHIMATSUURA
インドネシア在住。東南アジアで金融サービスへのアクセスを向上させるマッチングプラットフォームを運営しています。