インドネシアではもうそろそろ雨季も終わりに近づこうとしています。 ようやく渋滞に悩ませれない日常がやってきます。 今回は大手ローカル企業のE-Commerceへの参入など、人口数の多さからE-Commerceの市場で騒がれているインドネシアのアフィリエイトサービスを展開している企業をご紹介します。
インドネシアのE-Commerce市場規模
Indonesia’s active internet population is developing extremely fast, currently 83.6 million users and it is projected to be 93.4million by 2015 (source: eMarketer 2013). The value is forecasted to reach USD 12 billion by the end of 2014 and USD 18 billion by 2015.
(出典:E-commerce in Indonesia – Outlook, Prospects, and … – KADIN BSD)
2015年には約2億4千9百万のうち約9千3万人が約37%がECの利用者になり、今年は流通金額規模では1兆4490億円から2兆1774億円になると言われています。 とはいえ色々とインドネシアでは決済や物流関連の問題がまだまだ多く、今後ECの規模がどこまで伸びるのかはインドネシアの今度の対策にもかなり左右されてくるかと思います。 そんななか最近ではAmazonのように自社でアフィリエイトサービスを展開する大手EC企業が増えてきたので、今回はそちらを紹介します。
LAZADA
Rocket Internetが展開をする東南アジアでは有名なLAZADAです。 一言で言えば東南アジアのAmazon的な存在のECサイトです。
ZAROLA
こちらもRocket Internetが展開するファッション系のECサイトです。 日本でいうとZOZOTOWNのような感じです。 アフィリエイトサービスはUSからCommission JunctionのアフィリエイトサービスをOEM提供しているようです。 最近では実店舗でも展開し始めました。
Bhinneka.com
実店舗もあるECサイトです。 Amazonaのような感じで全般的に取り扱いをしていますが、どちらかというとスマートフォンや家電のイメージが強いです。 実店舗も日用品や衣料品などは見たことがないです。
GROUPON
こちらは日本でもおなじみのGROUPONです。 やっぱり東南アジアではポイントよりもディスカウント系のECは強いですね。
Bilna.com
日本からCyberAgentVenturesやDGIncubationが出資をしているベイビー用品向けのECサイトです。 最近ではスマートフォンなども販売をし始めているみたいです。
elevenia
インドネシアの大手モバイル通信会社PT XL Planetが手がけているECサイト。 企業規模が企業規模なだけにネット広告では最近かなり目にします。 後発なだけに今後かなりの広告費を費やしてくるんじゃないでしょうか。
GRAMEDIA
インドネシアは上流階級向けのモールで実店舗も展開しています。 実際の店舗では書籍を中心に文具用品など小物系を取り扱ったしています。 ネットでの広告もそれほど見ないですが、客層的にはクレジットカードを持っている層が対象なだけに今後どのようにEC展開をしてくるのは不明です。
AliExpress
最近、インドネシアでも展開をし始めた全世界が注目のAlibaba GroupのAliExpressです。 サービスをつい最近始めましたが、サービス開始当初よりアフィリエイトサービスを展開。 その他にも東南アジアの物流系企業のSingPostの株式を10.35%を取得し今後、話せない企業です。
このように一番最初のアフィリエイトサービスといわれるAmazonのようにインドネシアのECサイトは続々とアフィリエイトの展開をしている状況です。 CPAの広告モデルがまだ根ずいていないインドネシアのデジタルマーケティングで大手企業がアフィリエイトサービスを展開をすることは、各企業へのアフィリエイトの理解度など含めてインターネットマーケットは加速をする手前だと感じています。 格差社会が激しい東南アジアでインターネットを通じて、個人の所得が増え少しでも格差が埋まればいいですね。