東南アジアのFintech!東南アジアと日本の金融比較サイトの違いは?

東南アジアでも決済などのFinTech(フィンテック)業界も盛り上がっています。

日本では金融比較サイトはFinTech(フィンテック)の扱いにはなりませんが、東南アジアではFinTech(フィンテック)に分類される金融比較サイトがかなり多く存在をしています。

最近では日本の大手価格比較サイトのカカクコムがシンガポールの金融比較サイト「MoneySmart.sg」に出資をしたりしています。

日本では金融比較サイトはアフィリエイト広告を活用したメディアビジネスが多いですが、東南アジアの金融比較サイトは日本とビジネスモデルが異なります。

今回は東南アジアと日本の金融比較サイトの違いについて説明していきます。

金融サイトは投資、クレジットカード、保険などの種類のサイトがありますが、例として日本のクレジットカード比較サイトを見ていきましょう。

日本のクレジットカード比較サイト

こちらは日本で有名なクレジットカード比較サイトの「クレジットカードDB」です。トップページからカードタイプや年会費など作りたいクレジットカードの条件を選択して絞り込む事が出来ます。

条件を絞り込んだ後は各クレジットカードの詳細ページで詳しい情報を得る事が出来ます。条件が合ってクレジットカードを作りたい場合はお申し込みはこちらなどのボタンをクリックしてクレジットカード公式サイトで申し込みを進めていきます。

今回は年会費が無料なお得な楽天カードを選んでみました。

お申し込みはこちらのボタンをクリックするとリンク先は楽天カードの公式ランディングページです。楽天のサイト内で利用規約など内容に合意した上、個人情報などを入力して楽天カードの申し込みを進めていきます。

審査に通過すればメールで審査通過の連絡が来て、後日、クレジットカードが手元に届きます。

日本人には一般的なオンラインでのクレジットカードの申し込みの流れです。

インドネシアの金融比較サイト

今度はインドネシアの金融比較サイトを見ていきます。

日本ではクレジットカード、投資、保険など金融カテゴリーによってサイトが違うケースが多いですが、東南アジアの金融比較サイトは全ての金融カテゴリーが一緒になっているサイトが多いです。

今回はその中のAturDuitで説明していきます。AturDuitのサイトで説明しますが、内容はほとんど一緒です。

カテゴリーのページからCitibankを選ぶと詳細ページで詳しい情報を得る事が出来ます。ここまではほとんど日本の金融比較サイトと同じです。緑色のボタンApply Sekarang(お申し込みはこちら)をクリックしてみます。

日本のクレジットカード比較サイトでは選んだクレジットカードの公式サイトにリンクしましたが、インドネシアの金融比較サイトAturDuit内にApplyフォームが表示されます。

AturDuitで名前や電話番号など簡易的な個人情報を入力します。

AturDuitから電話がかかってきます。AturDuitがコールセンターもやってるんですね。

AturDuit:「◯◯のクレジットカードを申し込みましたね?」

:「はい。」

AturDuit:「◯◯のクレジットカードキャンペーンが終了したので、△△のクレジットカードはどうでしょう?」

:「えっ・・・はい。」

どうやら◯◯のクレジットカードはAturDuitのクライアントじゃないから、AturDuitのクライアントと思われる△△のクレジットカードを勧めるオペレーションみたいです。

その後、住所など個人情報を聞かれました。

そのAturDuitがユーザーから受け取った顧客リストを銀行側に渡してるんでしょう。

後日、AturDuitから勧められたクレジットカード会社の人がやってきて申込書にサイン。インドネシアではほとんどクレジットカード作成の際に銀行の人が実際に申込書を持って来てくれるみたいです。

なんと同様のビジネスモデルをインドネシアの有名なEコマースサイトTokopediaまでやってます。

もうなんでもアリですね(笑)

まとめ

日本と東南アジアの金融比較サイトの違いをまとめるとこんな感じです。

東南アジアの金融比較サイトは・・・

  • クレジットカードや保険など様々な金融カテゴリーを扱うポータルサイト。
  • クライアントサイトで申し込みをするのではなく、金融比較サイト内で申し込み。
  • 申し込みをしてない商品を勧めてくる。
  • 多分、個人情報を使い回してる。
  • コールセンター業務まで行っている。

日本と東南アジアでは規制やマーケット環境が違うので、このような金融サービスが成り立つのかも知れません。規制などの変化で東南アジアの金融比較サイトのビジネスモデルも変化するかもしれませんね。

現場からは以上でした。